元厩務員 星 友和が考える競馬運営する上での最低条件

競走馬は人間の欲(ギャンブル)の為に厳しいトレーニングをして人間の為に一生懸命働いてくれました。しかし、競走馬の引退後の余生はあまりよくなく、ほとんどの競走馬が殺処分となります。(9割以上と言われている)

人間の欲の為(ギャンブル)に一生懸命働いてくれて、役目が終わったら殺処分!とても私には私達人間はまともな事をしてるとは思えません!

一方では動物愛護法が厳しくなって、犬猫に関しては少しづつ環境が良くはなってはきてますが、私がいた世界(競馬会)では法的にはまったく守られていない事実があり、私はこの現状を全国民(私の心の思いは全世界)に本当に競馬運営はこれでいいのか?という事を競馬をやってる方も競馬というものを全く知らない方も考えてもらって、多くの方がこんな競馬運営良くないよと議論が進み、国が本気で考え、競走馬が安心して生活できる法律(動物愛護法適用など)を一日でも早く作っていただける事を強く望みます。

前置きが長くなってしまいましたが元厩務員 星 友和が考える競馬運営する上での最低条件は競走馬の引退後の殺処分ゼロ一択です!(事故など合理的説明がつく安楽死は除く)

今生きてるはずの競走馬の概算

競走馬の9割以上が殺処分されてると私は思っていますが、どこにそんなデータがあるんだ!嘘をつくんじゃない!という人がたまにいます。

確かに殺処分した時の報告義務もないし、動物愛護法に該当もしないので、比較的簡単に殺処分できます。ただ、この後私が計算する計算式を見て、皆さんで想像をして頂ければと思います。

今現在(2021年)競走馬の生産頭数は7000頭~8000頭位になります。競走馬の寿命は早く亡くなる馬、35歳でも元気な馬など色々いますが、約20年と言われています。なので日本軽種馬協会の資料から2001年から2020年のサラブレットの生産頭数20年分で計算させていただきます。そうすると149845頭、全てのサラブレットが競馬目的で生産されてないかもしれませんが、ほとんどのサラブレットが競馬目的の生産かと思われますので、競馬で私たちの為に厳しいトレーニングをし、競馬関係者に給料を払ってくれている競走馬はもし役目が終わって殺されていなければ全国に約15万頭いる事になります

次に、今いるサラブレットの大まかな予想数です。

合計48306頭その他引退馬のお世話をしてる方など

この数字はサラブレットの本当の平均寿命が分かってないので20年で計算してる所(35年以上も元気な馬もいる)、引退後の資料が明確ではない為、現役競走馬の数も入ってる所(33058頭)から1つの目安にしかなりませんが、この事だけでも本来生きているであろうサラブレットが約15万頭、今確実に生きているであろうサラブレットが約5万頭なので約10万頭の行方が分からない状況である事が分かります。

更に言うと、今いる種牡馬(お父さん)、繁殖牝馬(お母さん)、現役競走馬、乗馬馬の約5万頭の引退後のその後も資料がないので私が言う約9割以上は殺処分されているんではないかと言うのもそこまでかけ離れてる数字ではないのではないかと思っています。

競走馬の人間本位の殺処分ゼロを達成する為に必要な事

絶対に必要な事は法改正になります!

動物愛護法が厳罰化され、競走馬も引退後はちゃんと命は守られてるんじゃないの?と思われる方もいると思うし、私もなんで人間の欲望の為に一生懸命働いてきた競走馬が犬猫同様に動物愛護法の適用にならないの?と物凄くおかしいと思います。

そうです。競走馬は昔からある制度から、人間の欲望の為に一生懸命働いてきたにもかかわらず、犬猫みたいに動物愛護法に守られておらず、役目が終わったら殺処分されてしまう事が多いです。

その1つの理由に、サラブレットは1か月あたり約10万円の維持費がかかってしまいます。(経費は削れるとは思いますが色々な方に聞いた金額です。)そうなると先ほどの平均寿命20年で計算しますが、サラブレットの生涯で約2400万円かかる計算になります。(現役競走馬は物凄い維持費になるので実際にはもっとかかると思います。)この事から競走馬の引退後は殺処分されてしまう事が多いのではないかと思います。

それだけお金がかかるなら処分されてもしょうがない!

本当にそうでしょうか???競走馬をギャンブルの為に使って物凄く利益を上げてるのに経費が物凄くかかるから経費削減の為に殺処分!私にはまともな事だとは思えません。儲けて浮いたお金は競走馬が頑張って稼いでくれたお金なので競走馬の余生に使うべきなのです!もっと言えば、足りないのであれば人件費を削って馬件費にあてるべきです。それでも運営が厳しいのであれば競馬というものを運営する事が間違ってると思います。ただですら動物を使ってのギャンブルに否定的な方も少なくないので、国やJRAはもっと本気に考えなくてはいけないと思います。

  • 一番初めに戻りますが元厩務員 星 友和が考える競馬運営する上での最低条件は殺処分ゼロ!
  • 今現在競走馬を守る法律がないので1日も早い法改正!

この事を私は強く望みます。

元厩務員のつぶやき